2012年5月30日水曜日

高槻スキルアップクラス2日目

高槻現代劇場集会室を会場に、短期バージョンで行なわれているスキルアップクラスの2日目が行なわれました。

 今日のメイン講師は大熊ねこさんが務めました。そして、今日は他の回に講師を務める全員が参加しての中身の濃いワークとなりました。
今日の講座テーマは「自分のからだの内の方を感じる」(大熊ねこ談)とのこと。
まずは写真のように、寝転がって自分のからだの一部分(腰や肩など)に意識を持ってゆくことから始まります。
まずは自分を感じ、それから空間や他者を感じる展開をへて、ペアになって相手を動かしたり(写真)、動かされてできたポーズを、自ら再現したりするエクササイズなどを行ないました。一連のワークを通じて、自分のからだを意識したり、相手や、空間、客観視点など、普段あまり気に留めない感覚が刺激されたと思います。
 前回とはまた趣の違う内容だったので、受講生も新鮮だったのではないでしょうか。今回も担当以外の講師が一緒に受講したことで、彼らと組んでワークする中からも気づきがあったことでしょう。




2012年5月23日水曜日

高槻でのスキルアップクラス

2012年5月22日(火)
昨年以来開講されなかったスキルアップクラスが、久々に短期バージョンとして高槻現代劇場にて開講されました。
スキルアップクラスが開講されなかったのには、いろいろ理由があるのですが、時間をかけてもう一度このクラスの意味や、内容を考え直したかったというのがその理由です。ちなみに、今回の短期バージョンをきっかけに、再び京都で、できれば高槻でも継続重視型のスキルアップクラスを開講したいと思っています。ご期待ください。

 さて、今回の短期バージョンのクラスは4人の講師が1回づつ交代でメインのファシリテーター(もしくは指導)を行ない、他の講師もワークに参加したりします。
本日のファシリテーターは、「インプロ」と言われる即興で演じる演劇をやっておられる木村雅子さんが務めました。本日は初回ということもあって、初顔合わせとなる受講者が自由に演じられるようになるために、シアターゲームと呼ばれる「遊び」を多用した講座です。今回は後に講師を務める平岡秀幸さんと田中遊さんもワークに加わり、受講生と共に一連のワークを行ないました。相手に心を開いていきながら、伝える、伝わるというシンプルな行動をゲームを通じて、楽しく体感することから始まり、集中を高めだんだん創造的な要素も加わってゆくように、発展する流れになっています。
 こうした「遊び」を使った練習で鍛えられる、演劇に必要な多重な感覚(相手から受け取ったり、感じとったことを素直に反応したり...など)、は実は即興演劇だけでなく、台詞のある「ドラマ」でも役にたちます。(もちろん継続的に行なって、感覚を磨く必要はありますが)今回の短期バージョンのスキルアップクラスでは、そうした練習法をいろいろ紹介し、体験してもらいながら自身の問題に気づいてもらいたいと思っています。単発受講もまだ可能ですので、興味がある方いらしたらぜひお問合せ下さい。