2013年6月28日金曜日

「する」と「なる」

以前にも、同じタイトルでブログを書かせてもらったのですが、
今回もあえてこのタイトルにさせてもらいます。

6月26日のスキルアップクラスの講師は平岡さんでした。

まずは前回の平岡さんのクラスのときと同様に、身体のつながりをしっかりと感じながらのストレッテから始まりました。

足首を回すときには、膝も動いてる。足首をさらに大きく動かすと膝がさらに動き、股関節も動いているのを感じれるようになる。肩を回すと、肩甲骨が閉じて胸が開く、胸が閉じて肩甲骨が開く。

そういった身体全体のつながりをしっかりと意識することで自身の身体と向き合います。

今回のワーク中心は、感覚を「開くこと」にありました。
感覚を開くことで、周りをより感じることができるようになります。

この「開くこと」は、先週の田中さんのワークのときにでてきた「前も後ろも横もある役者」っという話に繋がるのだと思います。
新スキルアップクラスも4月から数えて3カ月になります。
一回一回のワークの内容も違いますし、毎週講師の方も変わります。
参加者の方も予約不要で参加できます。
それゆえに、毎回新しい発見があって楽しく学ばせていただいています。

それに加えて、最近になって講師の方々の言葉が繋がっているなっと感じることが増えてきました。
「この講師の方が言ったことはきっと、あの講師の方が言ってたことに繋がるんだな」
っといったリンクが自分の中にでてきました。

4人の講師の方が、4人それぞれの切り込み方で「演技力を向上させる」ことを目標にしっかりと教えてくださっているからこそ、こういったリンクが出てくるのだと思います。

こういったリンクを感じた時は、自分が一歩前進できた気持ちになってうれしくなります。

もっとたくさんの方たちとこういったリンクを感じたいです!!


自分の感想ばかりを並べたブログになってしまい申し訳ありません。

来週のワークも楽しみです。

西村

2013年6月24日月曜日

演技する上での基本的な技術

平岡秀幸さんの講座(6月22日)について、企画の杉山が解説します。今日の講座のレポートというより、平岡さんの講座の特徴をお知らせしたいと思います。
 平岡さんはテキスト(台本)を使ったレッスンを行います。さて、演劇の練習ですから何はともあれセリフ術、「台本が無ければ稽古にならない」と思われる方も多いと思います。スキルアップクラスではあまりテキストを使わないので、受講された方からもっと「セリフがしゃべりたかった」といった感想が出たこともあります。(セリフを使わないのには意図があるのです。どうかご理解ください。)
 平岡さんのレッスンではセリフを使いますが、「語ること」よりセリフに書かれていることを「成立させることができること」(書かれている通りに演じられていること)にまずは視点がおかれます。やはり「セリフ術」よりも、身体と心(意識)が大事になります。セリフをしゃべるのは誰にでもできますが、そのシーンで行われていること、そのシーンでの役の状態や関係を作り出すことはなかなか難しいことです。考え方としては、その状態を作り出すことがまず大切で、その上でセリフなのです。そしてなおかつ、それができた上で「演出家の要求に応えられるよう、演技を変えることができるか」ということも重要になります。同じセリフ、シーンでもコミカルに見えることもあれば、深刻なシーンにもなります。台本に書かれた要素を崩さずに(成立させた上で)、そうした微妙なことを演じ分ける技術が俳優には要求されます。本日用いたシェークスピアの日本語訳のセリフはなどは、口語とだいぶ離れているので、身体の状態になじむようセリフを語る技術も必要となります。
 平岡さんはそうしたことができることを「演技する上での基本的な技術」と説明されます。映像での演技のような「ナチュラル」な演技でも、様式的な舞台での演技でも、「絶叫しつづける」演劇ですら、人と人との何らかのやり取り、葛藤やドラマが描かれる場合には、こうした基礎技術は活かされると思います。
 特に経験が浅い方は「(状態をつくるまえに)セリフだけをしゃべってしまう」といった悪いクセがつく前に、こうした技術の習得をお勧めします。

2013年6月20日木曜日

なんかわからんけど、とりあえず乗っかってみる!

昨日(6月19日)は、田中遊さんのスキルアップクラスでした。
一日中雨で、ちょっと暗くなりがちな日でしたが、スキルアップクラスは楽しかったです!

まずは、深呼吸をしながら脱力をしていきます。
そして、速く吸ってゆっくり吐く、ゆっくり吸って速く吐く、などを行い身体と呼吸のリンクをしっかりと意識していきます。
前回や前々回の田中さんのワークのときに出てきた「呼吸帯」を思い出しながら、取り組みました。

そのあとに行ったことで、空間を圧縮しながら歩くということをしました。
「前も後ろも横もある役者さんは、それだけで存在感がある」
といわれて、自分の前だけでなく周り全体に意識を感覚を広げていかなければならないと感じました。

そのあとは、前回もやった声のミラーをやって、最後に本読みをしました。
人間のコミュニケーションにおける、テキスト(言語の)しめる割合は2割程度だとか。
(間違っていたらご指摘いただければ幸いです)
残りはテキスト以外!
そう考えると、声のミラーにしても本読みにしても、発する声だけに集中していてもいい演技はできないんじゃないかと思います。


外は雨でしたが、ワークの2時間の間は、自分と自分の周りの感覚、自分の声と相手の声、そういったものに意識を集中できました。

まだ、参加したことのない方もぜひさんかしてみてください!


タイトルは、ワーク中に田中さんがおっしゃった言葉です。
堅くなりすぎずに、こういった感覚で飛び込んでいくこともすごく大事なことだと感じたのでタイトルに使わせてもらいました。


西村

2013年6月18日火曜日

「演じる」とは?


こんばんは。ブログ担当の平田です。スキルアップクラス、3週目土曜日の講師は高杉征司さんです。今日は、座学(ディスカッション)を中心にした内容でした。

まずは、いつもと同じくジャンケン列車から始めます。
そして前回も行った、円になって自己紹介をしつつ、隣の人の手を握り、それを回していくワーク。話す方も、話す+手の両方に意識が必要ですが、聞く方も聞く+手への意識が必要です。手に集中し過ぎて話を半分しか聞いていなかったり…。どっちの場合でも2つのことを同時にこなすことが大切です。

次もお馴染みになってきた、エア大縄跳びと、エアバレーボールです。
大縄跳びは、半分ずつで見る方とやる方に分かれましたが、見ている側にまわると、あえて縄を無視して間を通ったとき、一気に場面が崩れるのがよくわかりました。
バレーボールの方はそろそろ慣れてきたので、同じテンポで続けるだけでなく、落とすか落とさないかギリギリのところを狙ってみたり、色々工夫できるなと思いました。

さて、今日のメインはディスカッション形式で行います。
「演じるとはなにか?」ということを中心に7人で話し合います。
なかなか、こういったことをじっくり時間をとって話し合うことはないのと、ほぼ初めて会った人ともこういう話を出来るということがとても新鮮でした。

今回の話し合いを経て、役者というのは何だろう?そして、舞台上で演じるというのはどういうことだろう?という2つが頭に残りました。

例えば、ストーリーがあって、その中の一つの役を演じるのが役者、というのはわかりますが、では、ストーリーのやはっきりとした人物、役のない芝居の場合、どういう状態が「演じている」になるのだろう?と思いました。例えば抽象劇やパフォーマンス・ダンスのような芝居も演じていることに変わりはないと思います。この話し合い中で答えは出ませんでしたし、そもそもこういうことに本当に答えがあるのかもわかりません。ですが、そのヒントは日常やこういったワークショップで行うようなことの中にあるのではないかと思いました。

そして舞台上で演じること、ということですが、話し合いの中で、レジのアルバイトで接客しているときが、ちょっと演技をしている状態に似ているという話をしました。では、それが舞台で演じることの代わりになるだろうか?という話になり…おそらくそれは代わりにはならないと思います。ではどうしてならないのか?それは、例えばお客さんが観ていて、照明がや音響が入って……ということ以外にももっと根本的な理由があるように思います。自分の、演劇に関する哲学を持っておくのが大切だと高杉さんがおっしゃっていましたように、そこを突き詰めて理解することで、自分の演技にもいい影響があるのではないかと思いました。

今回は、少し抽象的になってしまいましたがこういったことを考え、そして言葉にして話し合うというのは大事なことだと思います。そしてこうした話をほぼ初対面の人、違う年代の人と出来るのもワークショップの醍醐味だと思うので、ぜひもっと多くの人に参加していただければと思います!

2013年6月13日木曜日

意思疎通のおもしろさ


こんにちは。スキルアップクラス、ブログ担当平田です。今週水曜日の講師は大熊ねこさん。

今日もお互いに足のマッサージから始めます。ここ最近は参加者皆さん、ほぼ顔見知りになって来たのですが、初対面の人同士だったりすると、相手に触れることで緊張がほぐれたりもするので、そういう面でも有効だなぁと思います。

さて、次はウォーミングアップです。首(の背骨の始まり)から順に、背骨の一つ一つを意識しながら力を抜いていきます。腰から上の力を完全に抜ききったら、今度は腰から背骨を一つずつ積むように起き上がっていきます。
丹田(お腹の下の方)の筋肉を使わないと、先に背筋の方が伸びてしまうので、緩やかな動きでリラックスしているように見えて、なかなか筋力が必要でした。発声前の姿勢を作るときによくやることですが、意識するべき部分がわかりました。

初めは、部屋の中を歩き回り……とよく行うワークですが、まず前提としてしてもいい動きは
・止まること
・誰かの真似をすること
・好きな動きをすること
の3つです。最後の好きな動きをすること、と入っている時点でつまりは何をしてもいいということになるのですが、本当に何をしてもいいよ、と言われるだけのときより、上2つの条件が入っていることで、むしろ自由に動けたように思います。誰かの「あ、面白そうだな」という動きをあまりためらわずに真似できたり、止まることや動き出すことに不安を感じなかったり、また、人がどんな動きをしているかがなんとなく、雰囲気として視野に入って、自然と全員が調和の取れた動きになったり…と新しい発見が色々ありました。何かをしなくちゃ、と身構えてしまうと逆に動きが制限されてしまうと思います。個人的なことですが、今回、昼間それなりに疲れてからここに来たのですが、にも関わらずもっとこういう動きをしてみよう、などがいつもより積極的に出てきました。

さて、次は彫刻のワークです。1人は好きにポーズを取り、もう1人はさらに別の人の身体を動かして、そのポーズを再現します。ただし、相手の身体を動かすときに触れて動かすのではなく、手でこの方向、この角度、というのを示すだけで伝えます。声も使いません。

自分が動かす側に回ったときに思ったのは、意思疎通が出来ていない瞬間でもおもしろい瞬間がある、ということでした。もちろんポーズの再現を目指すのですが、その過程として「この動きはどうやったら伝わるんだろう」と考えたり、「あー、そうじゃないのに!」ともどかしく思ったり、逆にすっと伝わったり…ですがどの場合でも、相手の反応への反応が生まれていたように思います。演劇における、相手からの発信に生の反応をする、という醍醐味のようなものを感じ取れるワークだったと思います。また、身体の芯からの動きを伝えるのは難しい、というような感じ方もありました。やっているときは伝えるのに必死、という面もあったのでぜひもう1回やってみたいです。そして一緒にやる相手によっても色々変わると思うので、色んな人とやってみたいなぁと思いました。

最後は、また相手の身体を動かすのですが、今度は触れて動かします。最初は動かされる方は目を開けて、2回目は目をつぶります。どこまで動くのかということを確かめてみたり、意思疎通の仕方はどう変わっただろう?と比較してみます。

動かされている側としては、まず目をつぶった方が本当に手の感覚しかわからないので、相手がどう動かしたいのかより伝わる気がしました。自分が動かす側のときも感じましたが、腕に触ってみたものの一瞬どっちに動かそう?と「迷っていること」すら伝わっているな、と感じたり、ちょっと力を入れただけでその方向に動かすことがすぐ伝わるんだ、と実感したり…。

全体として、意思を伝えることは難しく、かと思えばあっさり伝わってしまったりするものなんだなと感じました。その辺りを適度にコントロールしたり、または身を任せたりすることで演劇的なおもしろさが色々追及できるのでは?と感じました。たくさん試していく上で、理屈も感覚も使いこなせるようになろうと思います。

2013年6月9日日曜日

意思疎通と衝動


こんばんは。ブログ担当の平田です。スキルアップクラス、今日の講師は大熊ねこさん。今日も身体を中心に、そして自分の動きたい衝動と周りとの関係を重視した内容でした。

ワークショップでは、自分の気付きが他の人にとってもためになるので、気付いたことは言葉にしていくことが重要だなぁと感じました。

まず最初は、隣の人の足をマッサージし合いながらの自己紹介。マッサージはあまり得意ではないので、他の人の良さそうなやり方をそのまま真似してみたりしながら…。
以前の別のワークでのことですが、触れながら話す、というのは2方向に意識を使うのと、触れる+マッサージということで、リラックスしながら喋れるような気がしました。

さて、まずは、円になって隣の人に拍手を回していくというシンプルなワークです。途中から、逆回しアリ、隣の人じゃなくてもOKとなって、次は「ハッ」と声を乗せていきます。向けられた声をエネルギーとして受け取り、受け取ったそのままを他の人へ回していきます。ある程度まで進むと、見当違いの方へ飛ばしてしまった時それがちゃんと見えるのでそういったミスも大事にしたいと思いました。声のエネルギーも、そっちへ飛ばすよ、というアイコンタクトも、舞台でやるようなやり取りの簡略したものかなと思いました。相手にどう投げられたかで受け答えも変わるはずと思います。そういう基本的なことを確かめることが出来たとわたしは感じました。

その後は逆に「パッ」という唇の音だけで回して、さらに次はアイコンタクトだけで回します。アイコンタクトは本当にしばらくじっと見ないと回されているのかがわかりません。さらにアイコンタクトした人とされた人が立ち位置を交代してから、次を回していく、という風にやった時は、アイコンタクトを送ったよ、受けたよ、という会話を空気で感じ取ることがとても難しかったです。結局今上手くいった!という実感の方はあまりはっきりとわたしは感じ取れませんでした。ですが、上手くいかなかったときの、今意思疎通できてないなぁというモヤっとした感覚や、思っていたよりもさっと位置交代で移動してしまってちょっと寂しく思う感覚などは、わかったように思います。そこを気持ちよく意思疎通できるにはどうしたらいいんだろう?ということがわかれば、舞台にもそのまま応用できることだと思うので、色々と試してみたいです。

さて、後半の方はみんなで部屋の中を歩き回り、誰かが止まったら全員止まり、誰かが動き出したら全員動く…段々とそれを誰がきっかけなのかわからないくらいスムーズに、全員が同じタイミングで止まり、動き出せるようにしていきます。
もちろん誰が今どう動いているか「見る」ことも大事ですが、例えば服の音や人の動く気配などで感じることも出来ます。また、部屋の中をなるべく満遍なく動き回ることと、同時に止まることの両方を意識しているとなかなか上手く出来なかったのですが「どうすれば同時に止まれるかを考えてみて」という一言で、その場の集中力が目に見えて上がりました。他の人の動きに集中することでさっきまでよりスムーズに揃うようになりました。

その後、次は4人の内常に誰か1人が動いていて、誰か3人が止まっている状態を作ります。動いている1人は自由な動きで動きます。止まりたくなって止まれば誰かが動き出す、逆に誰かが動き出せば動いている人は止まる、という風に続けていきます。このワークで初めに書いていましたように、自分のこう動きたい!という衝動と、他の人が今どう動いているのかに集中することとの両方を頭に入れることになります。最初の方は、動くのに不安や遠慮が見えましたが、一度、自分の衝動を大事にすることをちゃんと頭の片隅においてやってみると、慣れてきたのもあって、自分のしたい動きをしていても、ちゃんと止まれるし動けるようになっていました。しばらく続けていく内に、周りの人への信頼感も生まれることで、そこまで意識せずとも2つのことを同時にこなせるようになっていました。

実際の舞台では、その場で段取りを頭で追うことは出来ないので、やはり優先するのはその時の空気感や相手への生の反応だと思います。
それを大事にしつつも、稽古場での段取りがちゃんと出て来るようにまで稽古するのが大切なんだろうなと思いました。そして、そういった自分の中や人からの影響で出て来る衝動を、ちゃんと聞いてやることも大事にしていきたいと感じました。

2013年6月6日木曜日

影響をしっかりと受けること

6月になり暑くなってきましたね。
第一週の講師は木村雅子さん!

「今日は地味なことをするよ~」
「今日はめちゃめちゃ集中してもらうよ~」

とレッスン前に言われて始まった今日のレッスンですが、
確かにすごく集中しました!

普段から感じているはずの音や色や形やにおい、そういったものをしっかりと感じられるように感覚を広げていくイメージのワークが中心になりました。
空間とコンタクトをちゃんととって、かつそこから受ける影響をしっかりと感じとれるように感覚を広げていくことをやりました。
演技をしていくうえで、こういった周りからの影響をしっかり受けることができるのはとても重要なことで、そこから生まれる衝動こそが劇を作っていくのです。

空間と繋がり、物と繋がり、においや音と繋がり、
そうやって繋がっていくことで演技ができあがっていく。

暑くもないの上着を脱がないように、
今必要ないものを手に取らないように、
動きには何かの衝動があって、動きがあります。

演じるうえではこの衝動をしっかりとつかむことがすごく大切になってくると教えてもらいました。

自分の中にある衝動をしっかりと感じれるように、普段の生活の中から意識していこうと思います。

2013年6月1日土曜日

からだとこころのコントロール

6月1日 木村雅子さんのレッスンのレポートです。今日は当講座を企画している、杉山が担当します。

さて、感情や気持ち緊張など心理的なこと(内面のこと)と、肩に力が入っているとか呼吸が浅いとか前屈みになっているなど身体的なこと(外面的なこと)は普段の生活でも、演技の上でも密接につながっています。
 今日のレッスンでは、各自が自分の状態に意識を向けながら、そうしたことを実感したり、コントロールしたりすることを行いました。写真の光景は壁に向かって、力の入り具合(入れ具合)を確認している所です。

 普段の生活では感情を爆発させて怒ったり、殺される!ぐらいの緊張感と出会ったりなどということはあまりありません。でもお芝居の上では、そうした状況は割と頻繁にでてきます。日頃の生活感からは離れているので、それを演じる場合、つい「表現しよう」と頑張ってしまいがちですが、今日のレッスンではそうした「表現しよう」から離れて、想定した状況に身体やこころをもって行ってみることに力点が置かれました。そうすることで、むしろ「そう見えてくる」を各人が体験したり、確認したりします。普段の自分はこうしてるとか、自分はこれは得意とか自分のこともよくわかったかもしれません。

 役へのアプローチの方法でも、内面からアプローチするやりかたと、身体の動きや状態といった外面的から作る方法があるということが演技のレッスンでしばしば語られたりしますが、今日のレッスンでは、どちらがそのどちらがいいということではなく、心理と身体は密接に関わっていることや、相手との距離感や相手への気持ちの強弱が相手役に与える影響などがとても認識できたのではないでしょうか。
集中とエネルギーを要するレッスンだったので、参加されたみなさんはちょっと疲れたかもしれません。お疲れさまでした。