こんにちは。ブログ担当の平田です。スキルアップクラス、2週目土曜日の講師は大熊ねこさんです。
今回のワークは感覚で感じ取ること内容が中心だったと思います。
最初に行ったのが、部屋の中を全員で歩いて手を叩かれたら、「止まる」か「誰かの真似をする」か「好きなことをする」というものです。
好きなことをする、と入っているので要は何をしても良いのですが、今自分がしたいことは何かというのを自分の中から見つけるのはやはり簡単そうで難しいです。
それから今回感じたのは人によって選ぶものが違うことが、おもしろいなということです。一緒にやるメンバーが1人違えば全然違う流れが生まれていきます。自分のしたいことを選んでいるのですが、それが繋がっていったりすることがあるのもおもしろいと思います。
2つ目に「1枚の絵」というワークをします。以前も行ったことがありますが、1人が何かしらの状態で静止いているところに、2人目が入って、そこへ3人目が入ります。そうして1枚の静止画を作るというものです。
さて、1回目やったときは、みんなわりと考え込んでしまい、1枚出来上がるのにかなり時間がかかっていました。そこで、1人目が入ったら何も思いつかなくてもとりあえず誰かが入る!というやり方にしてみました。そうすると、1回目のときはストーリーや状況が伺える絵が多かったのですが、そういうものはほとんどなくなって雰囲気、なんとなくこの辺に行ったらおもしろいかも、という感じが中心になりました。
ですが、見ている側は細かいことは考えていないそちらの絵の方が見ていておもしろく感じました。
最後に行ったのは出会いのワークです。
椅子を真ん中に用意し、2人が両側から好きなタイミングで出ます。その2人の出会いから状況がどうなっていくか、声は出さない即興劇のような感じです。
2人はどういう風にしよう、とか一切考えずに出るので基本はなかなか話は劇的に動きません。ですが何も意図していなくてもその状況から何かしらの関係性やシチュエーションが見えてきます。
また、やっている側としても動くならここかな、という一番気持ちのいい瞬間というのを感じ取れたのがよかったと思います。
今回のワークを通して、考えずとも何かが生まれるということが中心でしたが、それを引き出すのは、最初のワークの人の真似をすることだったり、最後の出会いのワークだったりで見られた自分以外の人なんじゃないかなと思います。
自分のことも他人のことも色々感じ取っていければいいなと思います。