2013年9月21日土曜日

ナルシズム

おつかれさまです!

9月18日のスキルアップクラスの講師は、田中遊さんでした。

スキルアップクラスの講師の中で一番ホワイトボードを使用するのが、田中さんです。
今日のホワイトボードには、
体、声、対象、そういった構造を持った自分、それと同じ構造を持った相手、それがそれぞれ矢印で繋がれているものが書かれていました。


体から影響を受けて、出てくる声があって。
その出てきた声から影響を受けて体も変化をする。
またその変化した体から影響を受けて、出てくる声がある。
そういったように、声と体は互いに影響しあっているのものである。
また、そうやって互いに影響しあっている声と体は、自分の外である対象からも影響を受ける。

「自分」はそういう構造になっている。

また同様にそういった構造を持っている「相手」がいる。

この自分と相手もやっぱり影響しあっている。


そういったことを教えて頂きました。

自分や相手がそういう構造であるのだから、演技をするときにもこの構造は壊してはいけない。

演じている時も、相手や対象や、声や体の変化を敏感に感じ取ってそれをしっかりと受けることで、いい演技に繋がっていくのだなぁっと思いました。
 
 
かといって、常に相手や対象の変化を感じ取って、それに影響されなければいけないかというとそんなこともないと思いますっともおっしゃっていました。
 
自分の声や体といった「自分の中」のものによってのみ影響されてでてくるものも、すごくおもしろいものなはずだと。
そういったある種の「ナルシズム」のようなものも、俳優としての醍醐味、楽しみであるように思います。
 
田中さんのワークショップも土曜日のスキルアップクラスで区切りとなります。
どんどん区切りが近づいてきています。
終わってからでは飛び込めません。
どんどん飛び込んでいきましょう!
 
自分ももっと頑張らないと!
 
 
西村