2013年5月9日木曜日

重心

重心とは

力学において,空間的広がりをもって質量が分布するような系において,その質量に対して他の物体から働く万有引力の合力の作用点.(wikipedia参照)

のことである.

よく物理の問題で,二つないしは三つの系からなる物体の重心を求めよとか,
物体が倒れるかどうかを調べるために,重心を導出する必要があったりしましたよね.

はい!
今週のスキルアップクラスの講師は,大熊ねこさんでした.

最初に変なことを書いてしまいすいません...

今日のワーク全体のポイントは,「重心」でした.

普段の自分の重心がどこにあるのか,異なった動きをしたときはどこにあるのか,
また,その重心を意図的に別の場所に変えることで,自分の動きはどう変わってくるのか

そういったことを考える一日でした.

ワークの流れとしては,
まず横になって浅い呼吸,深い呼吸を通して自分の体の中を感じることをしました.
そのあとは,
背骨をロールダウン(背骨の一番上から力を抜いていくような感じ)し,その状態で完全に身体の力を抜き,背骨をロールアップ(背骨の一番下から力を入れていく感じ)する
といったことをしました.

そのあとは,たくさん歩きました!!

まずは,いつもの普段どおり歩く,
次は,丹田を意識しての歩く,
その次は,胸のあたりを意識して歩く,
2倍の速さで歩く,
1/2の速さで歩く,
さらに1/2の速さで歩く,
これらををふまえてまた普段通りに歩いて,
自分の歩くときにのエネルギーのポイントのようなものはどこにあるかを探る.

といったことをしました.

万歩計をつけてたらすごい歩数になっていたと思います!笑

一番身近な動きである「歩く」ということと普段向き合うことがないため気づかなかったのですが,
「歩く」ことと向き合うことでいろんなことと向き合えるのだと痛感しました.

ワークの最初に大熊ねこさんが「地味なことをやります!」とおっしゃった通り,
今日全体を通してやったことは動きの内容などは確かに地味なものだったかもしれません.

でも,そのおかげで自分の中とゆっくりじっくり向き合えたように思えます.

向き合えたことで,感じたこと気づかされたこと,などあるのですが...
それはたぶん今日参加されていた参加者の方それぞれが違ったことを感じたのではないかなっと
思います.
なにせ,自分の中と向き合うのが中心のワークだったので.

日常生活の中でももっと自分の中と向き合っていかないといけないっと感じました.

最近,自転車を盗まれて歩くことが増えたのも,良い機会だと捉えてしっかり歩きます!

西村