2013年8月26日月曜日

相手に働きかける

こんばんは。ブログ担当の平田です。8月ももうすぐ終わりますね。8月4週目土曜日、講師は平岡秀幸さんです。
今回もシェイクスピアのマクベスの台本を使っての講座でした。

初めは長台詞を1つ、息を吸う、止める、台詞を言う、という流れを意識しながら読みます。そのあと、マクベスと夫人に分かれて台詞の掛け合いと、動きをやっていきます。

今回の講座でメインになるのは夫人の方の台詞で、マクベスをそそのかす台詞が主です。それを小手先の動き等で表現するのでなく、相手にどう働きかけていくかを考えていきます。
そのために、一度台本は離して流れを動きのみで追う、ということもやりました。
そうしてみると、台詞の強さや勢いのみで押すことは出来ないので、距離感や歩く速度が意識できます。そしてそれはとても集中力のいることだというのがわかります。

受ける側に関しても、相手の働きかけを受けての反応が必要です。つまりはこちらがしっかり相手をどうしたいのか示さないと相手も反応できないということです。

こうして文章でまとめてみると当然のことなのですが、普段おろそかになっている場合も多いと感じます。

また人のやっているのを見ているときや、受け手側に立ったとき相手へ向けた台詞や動きになっているかいないかよくわかります。
自分がやっている側のときも徐々にわかるようになってきたかなと思います。

スキルアップクラスの講座は残すところ来月のみです。ぜひはじめての方も参加してみてください。