こんにちは。ブログ担当の平田です。スキルアップクラス7月2週目土曜日の講師は、大熊ねこさんです。今回は水曜日に引き続き、声を中心とした内容でした!
いつも通り参加者同士でお互い足をマッサージしつつ自己紹介と、前回「声」を扱ってみてどうだったか、もしくは「声」に関する悩み事などを話します。呼吸に集中することで、身体のバランスを保ちやすくなった、話したことをよく聞き返されるなど色々な話が出ました。
まずは呼吸から入っていきます。今の自分の呼吸がどうなっているか(落ち着いている、少し浅い、など)確認をします。
次に、顔の部位を意識しながら呼吸をします。座って息を吸いながら顔だけ横を向く。そして、舌を出しながら一気に息をはきます。他にも目を見開いて息を吸う、つぶりながらはく。鼻をふくらませて吸う、はく。など、意識する場所を変えていきます。わたしはこれが結構難しく、今回の時間内ではどの辺がどう変わったか、というのをあまり実感出来なかったのですが、家で試行錯誤してみて、各部位と連動すると普段より丁寧な呼吸になっているように感じました。
顔だけでなく、身体の部位でも呼吸していきます。片手をあげて、身体を横に曲げ(体操のようなポーズです)反対の手であばら骨のあたりを触りつつ、呼吸をします。そこに息が入るような意識を持ちます。他には、身体を少し前に曲げて、肩甲骨の辺りに羽が生えるようなイメージで呼吸をしたり…。お腹に息を入れる腹式呼吸はよく教わりますが、それ以外の場所となるとなかなかイメージするのが難しかったです。
それから片足を前後に動かしながら、左右に動かしながら、片足立ちで、などバランスを取りつつ呼吸をします。この、呼吸に集中するとバランスが取りやすくなるイメージはつきやすかったのですが、実践するのはやはり難しかったです。ちょっとふらっとなると一気にそちらへ意識がいくので、余計にバランスが崩れてしまいます。
最後におこなったのが、2人組で、1人が片手を色んなように動かします。握ったり開いたり、広げたり曲げたり素早くしたり遅くしたり…動かし方は自由です。もう1人は、その動きを見てそれにあった声を出します。
難しそうに見えましたが、意識してこういう声を出そう、とか身構えなくても相手の動きに引き出されるような瞬間が多くあったように思います。動かす側も、相手のこういう声を聞いてみたい、や、慣れてくるとこの方向の声を出したいんじゃないか?とシンクロするような瞬間もあって、色々発見がありました。
そんな風に、自分の中から丁寧に呼吸と声を、相手のいる状態での声など色んな視点から「声」というものを見ることができました。また、身体の各部分で呼吸をする、というのは感情をともなった声や身体の使い方を探るヒントにもなるように思いました。