2013年7月26日金曜日

気持ち悪いところ

おつかれさまです!

7月24日のスキルアップクラスの講師は、平岡秀幸さんでした!


まずはアップからです。
スキルアップクラスは四人の講師の方が週替わりで担当されます。
なので、四人それぞれのアップの仕方を知ることができるのも、複数の講師の方から教わるメリットではないかと思います。
平岡さんのアップは、身体の繋がりをしっかりと感じるアップです。
ゆっくりと足首を回します。そうすると膝も動くはずです。もっと言えば、かすかにかも知れないけど、股関節、骨盤も動いているはずです。
そうした、身体のつながりをしっかりと感じながら、ゆっくりとアップをしていきます。
ゆっくりと足首を回したら、次は膝を少し意識的に大きく動かしながら足首を回します。
そうすると、さっきよりも骨盤も大きく動くことがわかります。

肩を回すときも同様です!
肩を回すというよりは、肩甲骨が広がって、胸が閉じてきて、肩が下にさがって、今度は胸が開いてきて、肩甲骨が閉じていく、っといったように、「肩を回す」ことが大事ではなく、肩を回すことで動く箇所をしっかりと意識して、そうすることでほぐしていくというのが大事なのだと思います。

繰り返しになりますが、スキルアップクラスを通して、様々なアップを経験することができています!
アップは、そのあとにどういうことをするのかによっても変わってくるし、その日の自分の状態によっても変わってくると思います。
なので、様々なアップの仕方を知っておくことは、将来絶対に役に立つと思います。

・・・

アップのことだけで長々と書いてしまいました・・・

最後に、タイトルに書かせてもらった「気持ち悪いところ」のことを書かせてください。

ワークの最後に、マクベスとマクベス夫人のやり取りの部分をやりました。
その中で、演じている最中に二人の距離が近すぎて居心地が悪い、「気持ち悪いところ」がでてきました。
そのときに、気持ち悪いからっと言って、役者同士が気を使いあって、それらしい場所に動くのはしてはいけないことだと平岡さんが教えてくれました。
「気持ちの悪いところ」から先に動くのは、そのときその瞬間にステータスが下の者であるはずだと。
ここで言うステータスは、今までの平岡さんのワークのなかで出てきた言葉の意味です。
社会的な地位や、年齢や立場などももちろんそうですが、それ以上に、
「その瞬間に主導権を握っているかどうか」
っといった感じではないかと思います。

詳しくは平岡さんのワークに参加してください!

話は戻って、伝えたいのは、「気持ち悪いところ」とはそういったステータスの上下がはっきりと見えてくる場所でもあるのだということです。
だからこそ、気持ち悪いからといってそういった場所にならないように動こうなんて考えるのは間違いで、「気持ち悪いところ」こそしっかりと向き合わないといけないのだなっと学びました。


今回のワークは参加者がとても少なく残念でした。
予約不要の飛び込み大歓迎のワークです。ぜひみなさんきてください!


西村